工務店の匠が教える新築住宅の間取り


地域工務店の匠の対応力

ハウスメーカーと比べて、地域の匠がいる工務店は、柔軟な間取りに対応することが魅力です。


なぜなら地元の工務店は木造軸組工法という、柔軟な設計に対応する工法を得意とするところがほとんどだからです。


地元で評判の匠も木造軸組工法専門であることが多く、この工法でできる範囲で要望を聞いてくれることになります。


まだ土地を購入していなかったり、大まかなイメージすらわいていない場合でも大丈夫です。


工務店の多くは、サンプルの間取り図を用意しています。


それを見ながら要望を出していくことで具体化していくことができます。



地域工務店の匠が大切にしていること

いわゆる匠が大切にしている新築住宅の間取りは、まず生活動線です。


生活動線とは、居住者が生活するときに動くルートのことです。


これを意識しながらレイアウトを考えていかないと、家族同士がぶつかったり、家具を蹴って凹ませてしまったりすることになります。


生活動線を把握するためには、家族構成とそれぞれの生活リズムを把握します。


そして家族の近い将来の行動を予測して、生活動線を描きます。


生活動線は仮の間取り図に描き込んでイメージします。


つまり間取りを作って生活動線を描き、問題点が生まれたら、また間取りを作り直すということを繰り返します。


これを面倒くさがる工務店は、企画・設計段階で手抜きをしようとしているわけですから、信頼しないほうが賢明です。



匠が作る光がたくさん入る家づくり

採光を大切にすることも匠の特徴です。


人間は薄暗いところにいると、気分も暗くなる性質があります。


家族が毎日暮らす住宅ですから、採光についても可能なかぎりの工夫をします。


住宅密集地帯であっても天窓をつけたり、窓を広くしたりして少しでも明るくしようとします。


余裕があるときには吹き抜けで、採光と開放感の両方を得る方法もあります。


ツーバイフォー工法や鉄筋コンクリート造は壁も、全体を支える役目をします。


ですが木造軸組工法は、柱と梁が支持のほとんどを担います。


そのため窓を広くしやすいメリットがあります。


日の出から日の入りまで、オールシーズンの日当たりを考慮して窓の位置も決めていくのです。



地域工務店の匠だからこそ叶えられる夢

建築基準法の範囲で、収納スペースを作り出すのも匠のアイデアです。


代表的な例はロフトで、最上階の上に天井の低い収納スペースを作ります。


法律上1.4メートル以下であれば部屋とならないから実現できる方法です。


梯子でロフトに登るのが不安な場合は、中二階と呼べる位置に収納スペースを作ることもあります。


オフシーズンのストーブや扇風機を簡単に仕舞うことが可能です。


ロフトほど大掛かりなものでなくとも、工務店ならばさまざまな収納スペースを作り出してくれます。


たとえば階段下に、備え付けのラックをつくることもできます。


くわえて玄関や勝手口周辺には天井まで届く、収納棚がつくれます。


ただ家を建てるだけでなく、木工全般を得意とする工務店ならではの工夫です。


棚を増やしたいことを伝えれば、案外簡単に実現することが多いです。


洗面所やリビングの隅に、備え付けてもらえることができます。


買ってきた棚を置くのに比べて、安全性が高いことが魅力です。


背の高い棚は地震のときに転倒するリスクが高く、耐震器具で固定すると不格好になりやすいです。


せっかく新築するなら、最初から棚の位置を決めて作ってもらうのが得策です。



家を建てる時は匠にお願いしてしまおう

もし必要であれば、庭のウッドデッキも頼んでしまうといいでしょう。


ホームセンターなどで後から作ってもうこともできますが、新築時に作るほうがメリットが多いです。


まず一緒に工事をするから、工事期間が短くなります。


さらに費用が抑えられる傾向があり、デザインの統一も容易です。


バーベキューなどの目的でウッドデッキが必要か、早めに検討するのがおすすめです。